2002年に全員に「大手術」を決行した、近所のアパート。取り壊しにつき、先週住人さんが全員退去。またしても「取り残され」が発生しています。上の「茶トラ」と「くろ」。もう「飼い猫」にするのも難しい、大人の雄。
幸い、うちの隣の猫たちのときと違って、これ以上増えることはない。一応、近所に引っ越した元住人さんが「1日1回」エサをやりに来ると言っている。でも「(もっと近くに住んでいるアナタにも)見てやっていただけたらうれしい」とも。
実は個人的事情から、1年以上ここの猫を見に行っていなかった。普段、通りかからない場所なこともあって。自分自身のエサ代のやり繰りでアタマがイッパイの今日この頃。「ええ、まかせて」とお引き受けする気持ちの余裕がない。複雑な気持ち。
それでも真夏並みに暑かったカラカラ日照りの日、あんまり気になって水を持って見に行った。人に馴れていたのに「住人さんに見捨てられた(本当は来てくれているんだけどね)」と感じているらしく、数日のあいだは異様に人間を警戒していた。誰かから、エサはもらっているようだった。水は…1分以上なめ続けていた。こんなに水を飲む猫は初めて見た。本当に渇いていたのね…(;_;)。子猫の時から見ている猫。せつない。