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<2003年4月某日>


お腹が減っているの?

最近、生活に笑みが足りなくなると、ちょっと足を延ばして川堤へ遊びに行く。
ここの猫ちゃんに会うと、自然と頬がほころぶから。
うちの隣の「置いてけぼり猫」たちや近くの「飼い主なし猫」と違って、
飼い猫さんだから家もあるし、餌の心配をハラハラしなくても大丈夫。
休日ともなると、散歩中の人が立ち寄って餌をやり、みんな笑顔でかわいがっている。
とても気楽におつきあいできる猫さんたち。

…と思って、天気のいい平日の日暮れ頃に行ったのね。
いつもの場所に座って眺めていると、ミケのミィちゃんがタタタッと走ってきた。





(アイライン入ってるみたい、秘かに「クレオパトラ」と呼んでます)


珍しい。何? なでてほしいの? しばらく様子見。スリスリ、スリスリ。
…これは、人に馴れた猫の「餌ちょうだい」サイン。
お腹の所を見たら、何日も食べていない時みたいにゲッソリへこんでた。
楽しくじゃれている、とか微笑ましいとか、そんな悠長な場合じゃなさそう。
まして、普段 自分からは人に近づかないミィちゃんが、ですからね。
私の背中に回って頭突きをしだした。「こりゃ、必死の訴えだわ〜」

餌なんか何にも持って来ていなかったから、慌てて自転車を走らせ
最寄りの(といってもかなり先の)コンビニでカンヅメを数個買い、
急いで戻って、やった。4匹いたけど、あっという間に空に。

う〜ん、平日は「欠食児童」なのかなぁ。たまたま この日だけ、かなぁ…。
最近、去年見た時より毛艶もなく色が薄くなっているし…
飼い主もいるし家もあるし通行人も山ほどいるところだから
余計な心配はしないけれども、きみたちも大変なんだねぇ。

近年この季節になるとかかる、「猫さんさらって行きたい病」発症か(^^;)。
さらっていったことはないけど、いつも春になると猫を見て喜んでる気がする。
ここの猫さんならそうねぇ…一見愛想の悪そうな「ミィちゃん」かな。





ドラクロワの名画みたいな、色気ある横座り(笑) わかるかな?




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