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※以下に、ひとくち解説あり。ジャンル・楽器別、五十音順。情報が古いですが、ご了承ください。

楽器もの
 ギター ★Gontiti
 鍵盤もの 
★アンドレ・プレビン  ★山下洋輔  ★Solive 
 ベース 
★兄蔵  ★アンソニー・ジャクソン
 パーカッション 
★うんざり  ★ネクサス  ★和田光世 
 吹奏楽 …★葛飾吹奏楽団 
 その他 …★ロス・ネリモス 

楽器もの

ギター

ゴンチチ(Gontiti) …日本のギターデュオ。ジャズから世界中の民族音楽まで(?)究めたという、元サラリーマンのゴンザレス三上さんとチチ松村さんのギターは、(やってることがすごいのに)全然気取りがなくて本当に心地よいです。テレビでよく使われてる曲を集めたアルバムも出ているようです。NHK番組のBGMにも多用されています。
 二人だけで録音したアルバム
『DUO』が最もゴンチチらしさが際立っています。が、やはりライブが一番。客席みんな微笑んでるもん。気持ちがニッコリするような不思議なパワーをくれる。松村さんが熱烈な「クラゲ」マニアかつエッセイをたくさん書いていることでも有名。公式HPはこちら

鍵盤もの
 う〜ん、なんかリズムの激しいトリオばかりだな(笑)。しっとりしたのは苦手。

アンドレ・プレビン(Andre Previn) …ジャズピアニストにしてクラシック大物指揮者としても有名。ミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」の音楽監督をやったのも、この人なんだって。プレビンはジャズをやった後、'60年代にクラシック指揮者になったとか。米女優ミァ・ファーロウとの結婚歴もあるとか。華やかな経歴。
 Shelly Manne(シェリー・マン) & his Friends の名義で出ているピアノトリオアルバム『modern jazz performances of songs from MY FAIR LADY
(マイ・フェア・レディ)の「一晩中踊れたら」が、不協和音バリバリでテンポよくてすごくかっこいい。1956年録音、古い「ウエストコースト・ジャズ」というジャンルらしい。

Soulive(?) …ハモンドオルガンを加えた、全員 '70年代生まれの若いトリオ。メンバー:Alan Evans(drs.)、Eric Krasno(g.)、Neal Evans(hammond b-3 org.)。輸入版につき詳細不明。
 日本盤アルバムは1枚目と2枚目が2001年2月16日に同時発売。アルバム名はひとつが『turn it out』。NYレコーディングらしい。ソウルっぽいっていうのかファンクっていうのか。ブルーノート東京で来日ライブをしたらしくCD店ではジャズコーナーに置いてある。とにかく音とノリがカッコイイ。

山下洋輔(やました・ようすけ) …ピアノをゲンコツで弾く…つまり一見メチャクチャを弾いているように見えるので有名(?)な人。個人的には、山下洋輔、小松康(b)、堀越彰(ds)のトリオ名義のアルバム『プレイグラウンド』(1993年ポリドール)の「クルディッシュ・ダンス」が好き。変拍子の9拍子がリズミカルで激しくて、いつまでも耳に残ります。音楽的なことや他の曲のことはよくわからないないんだけど。

ベース

兄蔵(あにぞう) …インディーズでCD出してるのかな? ベース一人(!)でオリジナル曲をなさっているようです。ライブもなさっている模様。街頭演奏で聴いたのですが、非常に広がりのある音楽を聴かせてくれます。これがベース?! と思わせる技術のみならず、ノリも大変歯切れよくカッコいい。何より、心底楽しそうに弾いてらっしゃいました。HPはこちら

アンソニー・ジャクソンAnthony Jackson …超大物べーシスト。矢野顕子、ポール・サイモン、SMAP(!)ほか、幅広いミュージシャンのバックでご活躍。毎年、矢野顕子の「さとがえるツアー」でお目にかかれます。と思ったら、ミシェル・ペトルチアーニ(p)をリーダーにスティーブ・ガッド(ds)とトリオでジャズのアルバムも出てます(Michel Petrucciani/Steve Gadd/Anthony Jackson ライブ・アット・ブルーノート東京)。やわらかく、歌うようなベースのフレーズ。演奏者名を見ずに聴いていても「あ、あの人だ」ってわかったほど特徴的。ライブで見た時6弦のベースギターの奏法がクラシックギターっぽいんだよなあ…と思ってたら、やっぱりコントラバスギター(クラシックギターと同じように指で弾く、低音のギター)を使っているらしい。
 

パーカッション

うんざり …日本のパーカッショングループ。マリンバ他のパーカッションによるアンサンブル。楽しいのに技術的にもすごいことをなさってる。ノリが気持ちよい。2004年8月、メンバーが5人になって5年ぶりに都心でライブ! 大盛り上がり! オリジナル曲によるパワフルなライブは、おしまい頃には客席参加、この一体感は他のミュージシャンでは味わえないよっ! アチコチの保育園などでも子どもに音楽の楽しさを味わってもらう演奏活動、そのときはグループ名が「どんぐり」になるのだとか?!(HPはこちら

ネクサス …カナダのパーカッショングループ(セーターを着たオジサンたち、という印象が強いんだけど ^^; )。サントリーホールでコンサートをするような人たちですが、マリンバからアフリカの楽器まで、なんて軽やかに演奏するんでしょう! 気負わない音楽の素晴らしさを教えてくれます。

和田光世(わだ・みつよ) ソロの他『春夏秋冬』等のアンサンブルでも活躍中のパーカッショニスト。上記「うんざり」のメンバーでもあります。その演奏は無色透明で、大らかなエネルギーを感じさせます。マレット(マリンバのバチというか…)使いの鮮やかさにはびっくり。お互いが十代の頃に初めて演奏を聴いて以来、ウン十年(?)のファンです(^^)。


吹奏楽

葛飾吹奏楽団(かつしか・すいそうがくだん) …東京都葛飾区の市民吹奏楽団。略して「かっすい」。全国吹奏楽コンクール一般の部で金賞受賞するほどのレベルの高さと、アマチュアらしからぬエンターテイメント性が魅力。毎年7月と12月に「かつしかシンフォニーヒルズ」で演奏会、安定した楽しい演奏を聴くことができます。


その他

ロス・ネリモス …東京都練馬区発、無国籍音楽のグループ。南米の楽器ケーナ、各種パーカッション他、多彩な楽器でとても生き生きとした音楽を楽しく聴かせてくれる。CDも出しています(関係者から買ったので、入手経路不明)。こちらもライブでは最後は客席参加、和気あいあい。メンバーは他の職業に就きながら、休日を利用して全国各地の市町村や学校などを回って演奏している? とか。発祥の地が「練馬」なので「ネリモス」。 

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