しんげんニュ〜スオババカ観察記ボウヤ語辞典



ボウヤ語 辞典

2004年12月。前回会ってからたったの2か月しか経っていない。
その間にボウヤの語彙は目覚ましく増えていた! ただ今、2歳3か月すぎ。
まだ不完全ながら、意思の疎通を図るには充分なコトバが繰り出されるのでした。
自分の言いたいことが伝わるまで根気強く繰り返し、わかってもらうと極上の笑みを浮かべるボウヤが、またかわいいこと!(オババカ ^^; )



【ぼく】(名)
 (1)「自分」のこと。
 (2)「自分のような子ども」のこと。〔用例〕ライオンの「パパ」と「ママ」と「」。絵本の主人公の女の子も「」。園児がたくさん写っている写真、一人ひとりを指さしながら「コ! コ! コ! コ! コ! …」
コレ!/コッチ!【これ/こっち】(代名)
 
これも自分の要求を大人に伝えるのに重要な単語。いま反抗期にさしかかり気味(?)で、ちょっぴり好みがうるさいので。〔用例〕(1)自分の探している物を見つけたとき「コレコレ(^^)」。ちょっと英語の巻き舌みたいな発音で。 (2)「ブロッコリー、食べようね」「ダ! コッチ!」(と、大人の皿のトマトを奪う)(笑)。
ディンゴ!/ミカ/ブド!/カ・キ!【りんご/みかん/ぶどう/柿】(名)
 
大好きなオヤツ。〔誤用例〕クリスマスリースについた赤い実を指して「ブド!」。ママの見ている生協のお正月食品カタログのイクラを見て「ブド!」。確かにツブツブしているわな(笑)。〔類語〕【モモ】これは一番早く言えた単語。夏に食して以来、トリコ。〔その他〕ダイコ【大根】ゴボ!【ゴボウ】
【栗(くり)(名)
 
今回お土産に持っていった甘栗。風邪ひいてお外で遊べない日々、つい食べ物で気を紛らわせたがるそう。本気でお腹が空いているわけではないから、たくさん食べたらご飯が食べられなくなっちゃう。そんなときに便利なアイテム。
 皮をむくのにワザと時間をかける。「まっててね〜♪」と歌いながら。少しずつ皮をむいては実を小鳥がついばむくらい小さくちぎって(笑)小皿に乗せる。まだまだ素直なお年頃、こちらがじらしていることを疑わず、素直にワクワク待っている。「もっとはやくちょうだいよ!」なんて文句は出てこない(笑)。
 皮を折って音を聞かせては「ほら『ぱきっ』だって!」「パキ!(^^ )」。こうして時間をかけたら、小粒1個で充分満足して、もう欲しがったりしない。遊びに行ってて他にすることのないオバだから、こうして時間もかけられるのだけど、もし自分が親だったら絶対できねぇ…とも思う。やること多すぎて。
ウーウー!/ピポ!【消防車/救急車】(名)
 
だ〜い好きな「三大緊急自動車」。パトカーもあるんだけど、何と呼んでたかオバは忘れてしまった(^^;)。〔用例〕遠くで消防車のサイレンが聞こえると、人差し指を立て、「あっ」という顔をし口をすぼめて「ピポ!」と叫ぶ。〔発展例〕消防車のことを「ウー」とも言うけど「」とも言いだした。いいぞ、母音は合ってるよ、その調子(笑)。
〔その他の同ジャンル語〕トァック(トラック)、ドードァ(<ロード>ローラー)、ダボ(宅配便のウォークスルー車・型)、ジュ(事故?! 時折、車を「ごっつんこ」させて言うのだよ。あ、もしかしてパパの車がぶつけられて廃車になっちゃったときのこと…?! 同乗してたからね…幸いボウヤは無傷だったが…。
※オバが相手をしていて、乗り物図鑑の自動車の名前を間違えて答えてしまったとき、すぐに「マ〜マ!」と正解をねだる。図鑑に載っているメインの自動車の名前ならキャプション〔解説)でわかるよ? その自動車の背景に映り込んだ、専門的な工事機器の名前を問うんだもの、オバにはわからんよ(^^;)。
ガダンゴドン/ゴォ!【電車/飛行機】(名)
 
ちょうどお父さんが海外出張中。「パパ、どこにいるの?」「ガダン、ゴォ!(成田エクスプレスと飛行機で出かけた)」
〔その他の同ジャンル語〕カンカン!(踏切)じじが踏切の手作り模型をくれた。それを渋滞ごっこ(?!)で使う。
チッチャ!/オオ!【ちっちゃい/大きい】(形)
 
今回ボウヤの「マイブーム」?! 大小の判別は、まだあまり厳密ではないのだけど。〔用例〕働く自動車の写真図鑑。「普通のトラック」と「特大ダンプカー」の並んだページを開いて「チッチャオオ! チッチャオオ!」と交互に指し示す。〔展開例〕(1)消防車のミニカーに描かれた極小のマークを指して「チッチャ、マーク」と二語文を! (2)「チッチャ!」→「チッチャ」。泊まりに行っている3日の間に「チッチャ」と言えるようになった! トイレで「チッチャイ、ウン○。バイバイ」と無邪気に手を振っている(笑)。
マッカ!/バガ!/ハッパ!/ミカ【真っ赤/バナナ色(黄色)/葉っぱ色(緑色)/ミカン色(オレンジ色)(形)
 
今回、形容詞をだいぶ理解しているようだった。黄色がバナナの色と同じと気がついて、目をキラキラさせて喜ぶ。〔用例〕ミニカーのことを「バス!」「ウー!」「ピポ!」と名称で呼んでいたが、「マッカ、ウー!(真っ赤な消防車!)」「(こっちのバスは)バガ!(黄色)」…など。(バガって何だったっけ…?)と周りの大人は一瞬わからないことが多いんだけど(^^;)。〔例外〕食卓に出たレタスも「ハッパ!」。確かにハッパの一種ではあるけど…(笑)。
モッコ!【もう1個】(?)
 
「食べるの大好き」なボウヤにとって、いちばん重要なコトバ(笑)。 〔用例〕オヤツにリンゴを数切れもらった。食べちゃったけどまだほしい。そんなとき人差し指を立てて「モッコ」とママに哀願する。
バッコォヤイ!【バックオーライ】(?)
 
以前の「ヤイ、ヤイ…(オーライ、オーライ)」が進化。〔用例〕ミニカーで一人遊びをしながら「バッコォヤイ! バッコォヤイ!」と唱えている。時々手振りもつく。かわいい(笑)。
トンタン!(^^ )オバの呼び名:オバチャンとは呼ばせないわよ(固名)
 
今回初めて呼んでくれた! まだ正確には発音できないのだけど、呼んでくれただけで、オバはもう充分よ(^^ ) 〔用例〕泊まっていて朝起きて居間に行ったら、コチラの顔を見るや否や「トンタン!」と挨拶してくれる。〔誤用例?!〕オバに向かって「マ!…。間違えちゃったね。照れ隠しに、何事もなかったかのように「トンタン!」と言い直す(笑)。学童保育にボランティアに行っても、よくあること(^^ )。


 …とまあ、こんな具合。もっといっぱいあるのだけどココには書ききれず、主要な物のみ記録。コトバの後に「!」がついているのは、ほぼ全部のコトバを勢いよく(嬉しそうに)言い放つから。「!」がついているような気がする。
 大人が発するコトバを、とりあえずなんでもマネして言ってみる。ママの見ているチラシを膝の上で見ながら復唱。「ブリ!」「ソバ!」「モッコ、ソバ!」「ゴボ!」「カニ!」「エビ!」「レンコ!(レンコン)」などと(食べ物ばっかりだな ^^; )。だから簡単なコトバで話しかけるのがいいかもね。
 うまく言えたときは嬉しくて連呼する。大人は、迂闊なことは言えません。何でもマネされちゃう(笑)。



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