気に入ってくれた
妹の家に1泊。妹とはほとんど話をしていないような気がする(笑)。どこにいてもぼっちゃんが「(あそぼ、あそぼ)」と手を引っ張り、後ろをついて来るから(笑)。そりゃあもう、かわいいし、うれしいし。
顔を洗っててもご覧の調子(笑)。食事をゆっくり食べていたら、手を引っ張って「(はやく、はやく)」とお誘い。「待ってね、いま牛乳飲んでるの」とかなんとか、理由を言えばいったん下がる。そして飲み終わるのジッと見てて、終わるや否や手を引いて居間の遊び場へ(笑)。「おかげで衣替えが少しはかどったわ」と、あとで妹が。 雨が降っているから大好きなお外へ行けない。普段は機嫌があんまりよくないんだって。1泊2日のあいだは、始終ゴキゲンでした、私が帰ると言うまでは。
寝起きが悪い。
一緒に寝起きしていないから知らなかった。 ぼっちゃんがお昼寝している2時間ほど、やっと妹とゆっくり話す。
そもそもは「日帰り」のつもりで遊びに行ってたから、雨が小降りになったら帰るね、と告げた。ぼっちゃんが昼寝している間に帰った方がいいのかな? 反応が想像つかなかった。
と、2時間きっかりで、奥の和室のぼっちゃんの目がパッチリ開いた。開いたのに来ない。どうしたかな?
…これは私が泣かせたのではない(^^;)。 ぼっちゃんが落ち着きたいときにする、「指チュッチュ」と「大人のひじコネコネ」をしばらくして、やっと充電完了! あとで聞いたら、目が覚めてすぐは、しばらく機嫌がよくないことが多いらしい。充電完了してからしか見たことがなかったから、知らなかった!
※実際は上図のように部屋のヘリでなく、ちゃんと真ん中に寝かせていたです。 周りに何もなくて、目が覚めたときに少し寂しかったかも?!) |
せつない お別れ
お昼寝が終わってから1時間ほど、「踏切ごっこ」につき合う。ぼっちゃんは「きゃあきゃあ」喜んでいたけど、私は上の空。そろそろ、置いてきた仕事のことが気になっていた。帰る前に駅前で買い物もしたかったし。早く帰って取りかからないと、締め切りに間に合わない…。午後4時頃。妹に そろそろ帰ることにするわ〜、と。 妹はぼっちゃんに「しんちゃん、帰るんだって」と解説。途端に、びっくりするぐらい激しく泣かれた。ハンガーに掛けてあった上着を下ろしたら、私の足にすがりながら「(その服をハンガーに掛け直して!)」と上着を戻そうとする。その訴えの仕草と泣き顔が、いつまでも忘れられない。こっちも泣きそうになっちゃったよ(;_;)。 「もう1泊したほうが…いいかな?」迷ったけど仕事に響くからやっぱりできない。ごめんね〜、と大泣きのぼっちゃんを抱っこしたら、妹を指さす。本当に不機嫌なときは妹でないとイヤだ、という意思表示。 機嫌が直らぬまま、帰る流れになってしまった。靴を履いたら、「(ボクも靴履いて外に出る!)」と長靴を指さして訴える。その日はニュースになるくらい雨の強かった日、お外はダメよとママに言われて、またひと泣き。「また来るからね? 泣かないでね。バイバイ」と、後ろ髪を引かれながら退散。 妹は「話せばわかるから、昼寝中に帰っても起きてから帰っても同じ(泣かないよ)」と言っていたのに、なぜこんなに(見たこともないくらい)大泣きしたか。自分の行動を振り返る…「帰る」話をしたのは踏切ごっこの真っ最中、遊びを中断させていたのだ… 私は、「最高に楽しい!」と思っていたぼっちゃんから突然、 楽しいひとときを奪ってしまっていた!
ことになる! そりゃ、大泣きもするわなぁ。ムネがイタイ。 「大人の都合」もあるけども、今回はそれほどの都合だったか? 1時間ぐらい融通して、せめて遊びが一段落したときに …意図的に一段落させてから… 帰るべきだった。気持ちが急いていた、とはいえ。帰宅途中、ぼっちゃんの気持ちを思うと、こっちもなんだか泣きたくなった。 子どもをはしゃがせるのは得意だ。でも、はしゃがせっぱなし。穏やかな気持ちにさせるのが苦手。だから遊びをうまく終わらせられない(^^;)。小さい人と「落ち着いたおつきあい」もできるよう、練習しなくちゃ。
帰ってからしんげん母に話す。「(いついつに)帰るからね」と予め言っておけば ちゃんとわかって、そのころになると寂しそうな複雑な顔をしながらもバッグを持ってきてくれたりする(笑)のが常だそうだ。今度からは予告するぞ、と心に誓う。ヒトとしてヒドく未熟なオバである(^^;)。
悲しいことがあると、涙をためてママのおひざに上る。指を吸って、ママの指の筋をゴリゴリいじっていると、気分が落ち着くらしい。妹によると「痛い」そうなのだけど。しばらくすると、ニッコリ笑って復活!
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